DIGITAL GRID × Toshiba が考える、2040年の社会
Future Scenarios 2040
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DIGITAL GRID × Toshiba が考える、2040年の社会

ゲーミフィケーション
ワールド

2025

ゲームスキルが現実社会を拡張

因子・社会背景 因子・ 社会背景 引きこもり 深刻化 ゲーム化 する社会 あらゆる事が ポイント化 リモート化 による弊害 顕在化

ゲームスキルが現実社会を拡張

ゲーミフィケーションによって
モチベートされる人々

e-Sportsなどのゲーム業界は若年層を中心に急速に拡大を続けており、そのゲームスキルには素晴らしいポテンシャルがあります。そのスキルを活かせるよう“仕事にゲーミフィケーションを取り入れる”という考え方も生まれ始めました。
多方面で注目されている、AR・VR技術との相性がよい点にも注目が集まっています。

人手不足の社会インフラ業界

一方、社会インフラのオペレーション&メンテナンス(O&M)業界では、少子高齢化による巡視員や作業員の不足に頭を悩ませており省人化やデジタル化だけでは解決しきれない、人手不足解消・高効率化・高質化をかなえる魔法のような解決策が求められています。

ゲームをする彼ら×社会インフラO&M業務

これらを結びつけることはできないでしょうか?
オペレーション&メンテナンス業務と既存ゲームのコラボレーション企画で“仕事×ゲーム”が新しい仕事の形であることをアピールすることから始め、徐々に「オペレーション&メンテナンス業者」と「ゲーマー」を結びつけるサービスが確立していくかもしれません。

2030

都市を支えるインフラプロゲーマー

因子・社会背景 因子・ 社会背景 限界集落 マイクロ グリッド インフラ 老朽化

都市を支える
インフラプロゲーマー

都市のデジタルツイン化をゲーミングが実現

例えば、ゲーミング化された送電線の保守点検は、プレイヤーが町の電線の様子を写真や動画で投稿することで可能となり、そのデータを束ねれば現実世界を転写したデジタル世界が完成するかもしれません。

インフラプロゲーマーの登場と社会的な報酬

このような仕事を担う“インフラプロゲーマー”は功績に応じてアチーブや命名権を獲得できることで更にそのスキルを高めあっていくでしょう。
ゲーム世界で得られる地位や名誉が現実世界にも反映されればなおのことです。

この都市のデジタル化は、都市OS 2.0構築にも密接に関係していくでしょう。(→Scenario2参照)

都市を支えるインフラプロゲーマー

社会が抱える様々な問題を解決する糸口が、これからますます参加人口が増えていくゲーム業界にあるのではないでしょうか。
社会インフラにおけるオペレーション、メンテナンスは時間内に正確に終わらせることが求められる厳しい業務です。人手不足も大きな課題となっています。
そのオペレーション&メンテナンス業務にゲームの要素を取り込む(=ゲーミフィケーション)ことで作業員のモチベーション・パフォーマンスが向上します。業務に「楽しむ」要素がうまれ、作業員確保にも繋がるでしょう。
これは、オペレーション&メンテナンスに知見のあるインフラカンパニーとゲーム業界が組むことで実現され、さらにそこで培ったノウハウやデータを集約・分析することでさまざまな業界への応用や、作業者のランキングリストなどを活用した新たなサービス創出が可能となります。
このようなオペレーション&メンテナンスのゲーミフィケーション化によって、いずれ都市のデジタルツインが完成するのです。
*O&M:オペレーション&メンテナンス

2040

ゲーミフィケーションワールド

因子・社会背景 因子・ 社会背景 ランキング化

ゲーミフィケーションワールド

そしてゲーミフィケーションワールドへ

完全デジタルツイン化された世界では、デジタル世界でのアクションから生まれる価値が現実世界でも同じ価値となり、いずれ現実世界とゆるく接続するゲーミフィケーションワールドが生まれるかもしれません。

ゲーミフィケーションワールドの中で、ヒト×モノ×コトがマッチングされるようになり、その活動は現実世界へ転写されていくようになります。デジタルツインをさらに進化させるでしょう。

デジタルのコミュニティで世界が広がる

現実世界での街や学校、町内会といったコミュニティとは別に、ゲーミフィケーションワールドの中で全く異なるコミュニティに所属し、新たな暮らしやビジネスを営むことが出来るようになります。

ゲーミフィケーションワールドの中では、その特性からなにごともランキング化することが一般的になり、常に様々な評価がランキングとして公開されるようになるかもしれません。